2018年6月23日 (土)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb13

 十三巡目の二

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 嫌がる二人を佐田王街へ三度目に追いやったのは六月十四日のこと、そのときは楽しいものだったらしく、そのあとの大盛況の宴会も楽しめているようだったので、十五日の公式行事の時に次の段階へと送り出そうとして拒絶され、恒例のどたばたが巻き起こったのであるが、そんなことを繰り返していても仕方がないということで、十六日の公式行事には二人とも嫌がりながらも受け入れて、四度目の楽な佐田王街へと送り込まれたのだった。

 楽なものだったので二人は楽しんで帰ってきて大宴会となったのであるが、旧体制側はそれが気に入らないらしく、総攻撃を仕掛けてきたのであった。そしてまたまた二人はバラされて、アメリアはマフィアの里に、ナポレオンはバンパイアに逆戻りしてしまったのであった。

 なぜ二人がそれほどの扱いを受けるかについては、過去に問題があることが少しずつわかってきていた。ナポレオンは過去の元宇宙で四度代表を務めたことがあったが、そのあとは佐田を潰すために徹底的な悪逆非道の手先に使われたらしい。その全てを払い除けて佐田は現在まで潰れずにここにいるわけであるが、ナポレオンにはそのツケがあるということらしかった。

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2018年6月18日 (月)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb12

 十二巡目の二

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 一体に戻ったアメリアは、佐田の公共私有地に帰ろうとしたけれども、裏切って暴れた手前帰れないと言う。テントの家は境界線の外に出してはあるがまだそのままになっていると言うと、それなら行ってみると言って恐る恐る出向いていった。しかし中に入ってもナポレオンがいないのでどうにもならないし、自分もまだ正常ではなくて乱れるので、どうしたらいいかと聞いてくる。

 それなら神社へ行きなさい、そこには佐田宇宙の担当者がいるから、と言うとそちらに入っていったが、入ったとたんにテントは焼け焦げてしまったという。せっかく買い集めた家財道具も焼けてしまったということだったが、潜在的には残っているということで、それを集めてアメリアは自分のもとに小さくまとめて大事にしまっておくのだった。

 ナポレオンは五百体にバラされてバンパイアになっていたが、五百個の素材がアメリアの周りをうろついている。最初はそれがナポレオンのかけらだということがわからなかったけれども、アメリアのことが気がかりで、彼女の周りに寄り添っていたらしい。しかし彼は佐田のもとでのみじめな生活が気に入らないといって、豪華なバンパイア生活をしようとしていた。

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2018年6月13日 (水)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb11

 十一巡目の二

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 自然に対する科学ということに関しては、二度目の無源回帰の新体制科学でも巡るシステムが導入されていたが、三度目となる新世界でもそれは踏襲されて、さらなる進化を遂げているはずであった。しかし旧体制科学の反発が大きくて、正統派には完全な自由があるわけでもないようだった。

 旧体制科学は五千才の宇宙となっていて、その領域は無限そのものに突っ込んでしまう。新世界科学では五十才宇宙までで、そのあとは自然に巡る展開となるのである。旧体制が機械で行き詰ってしまっているので、それを打開するための方策として、巡る宇宙に作り変えられているのである。

 現在の地球人類科学では、量子コンピューターが作り出されようとしている、そうした情報を見聞きしている。そのコンピューターは万能とされているようであるが、宇宙科学で言えば五百才までのもので、旧体制の五千才には遠く及ばない。しかし新世界科学の限度を超えて、旧体制科学に取り込まれていることには変わりがなく、仕組み的には非常に危険なものであると言わなくてはならない。

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2018年6月11日 (月)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb10

 十巡目の二

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 二人部屋の共同施設では治まらなくなったナポレオンとアメリア、富士山の拠点には仕組みの戦士用の夫婦の住宅もあったので、事実婚ということで戦士住宅に入居することになった。富士神界に届けを出せば許可されるということで、式を待たずに彼らは夫婦生活に入ったのだった。

 六月二日(十九日目)は二度目の術界の星へ、ナポレオンは五十名の仲間と共に出かけていった。今度は人文系の学術界であった。佐田賞のジョンソンさん達が同行していた。そこは言ってみればノーベル賞級の学者ばかりで構成されているような領域で、アメリアに多少の関心があるくらいで、ナポレオンは武術がやりたくてウズウズしているといった感じであった。

 そちらでは問題が起こることもなく、研究室とか談話室を五百か所も巡って終わりとなった。ナポレオンに人気があってのことか、所定の時間を二時間も過ぎた午後五時の帰還であった。そして二人はそそくさと新居へ向かうのだった。

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2018年6月 8日 (金)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb9

 九巡目の二

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 総合先導役の佐田が毎日の朝方の公式行事を終え、休眠に入って二時間ほどたって起こされたとき、その日は午後一時のことであったが、ナポレオン組は天王星のバーチャル領域で眠らされていた。いつものことであったが、こちらの対応がなくなると、うまくはめられて旧体制の妙なところに連れ込まれて、いつの間にか眠らされてしまう。それでこちらに連絡が入るわけであるが、こちらとしてもいつものことなので、そこから調整浄化の作業が始まるのであった。

 こちらの浄化活動が始まると、全体の仕組みにつながっていって、無限の廃墟の膨大なゴミ袋のヘドロがこちらに流し込まれてくる。それを浄化し続けていくと、バーチャル界は満艦飾に染まって輝き始める。要するにふんだんのエネルギーが供給されるために、旧体制側がエネルギー酔いの状態になるのである。

 そうした作業の一環としてナポレオン組の救出がなされるまでには、一時間半ほどかかったが、無事に終了して富士の拠点に帰り着いたのは三時二十五分頃のことであった。帰還組はヘドロにまみれた身体を、今回は温泉で洗い流し、お土産は各自瞑想室でという流れで修められたのだった。

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2018年6月 5日 (火)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb8

 八巡目の二

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 木星が人類の仕組み関連で変化し続けてきたことは、常日頃の浄化行でそれなりに確認してきたことではあったが、改めて正式な調査隊が出かけても、そうした状態であることは驚きであった。曖昧なままでとても満足できる確認作業ではないのであるが、しつこく突っ込んでも逆効果になるだけなので、次に進むことにするしかないのだった。

 科学者関連の異次元の領域が天王星にあることは、以前から知らされていたことではあったが、科学者が落ちている幽冥界は、地球ではなく天王星であることの確認がやっとその時できたのだった。木星にあった科学文明は既に過去のものとして廃墟扱いとなっており、旧体制のバーチャル(多重層)領域としての世界が隠されていることは確かであったが、それは本来の自然の世界ではないため、正統派の四十九日には組み込まれない扱いになっているのだった。

 木星へ行ったナポレオン組にしても、そこから入れる色地獄とか堕落した化け物たちが住む世界、バンパイアとか、ゾンビとか、魔法界の化け物など、そうした特殊な生き物達が暮らしている衛星の方へと導かれる始末であった。

 

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2018年6月 3日 (日)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb7

 七巡目の二

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 精霊界探訪の北海道で確認できたのは、太陽系が元宇宙のゴミ捨て場と言われる五十四回目の段階に設定してあり、ここには仕組みの中心があるのと同時に、旧体制の中心のゴミ捨て場の二三才宇宙の基点があるということであった。今まではその世界は我々の宇宙の外に設定されていると思わされていたが、実際は仕組みの中心基地になっている物質太陽系に隠されていたのである。

 廃墟化して沈み込んでいた宇宙がよみがえってくるにしたがって、新しい世界が拡大していき、そのどこかに隠れるようにして旧体制が機械製の世界を作り出していたが、そのバーチャル宇宙の基点は結局物質太陽系にあったことになる。それを知られないように隠しまくってきたのが、彼らの戦略戦術だったのである。

 宇宙を最初に創り出したのが我々の宇宙ではないために、旧体制の宇宙はどこかよそに埋もれていると思わされているが、実際は宇宙の中心は仕組みが生きている我々の太陽系にある、そうとしか考えられなくなってきている。だからといって我々の世界は廃墟から発生の源へ帰ろうとしている宇宙であるに過ぎない。果てしもない無限の外には無限の廃墟のゴミ袋が広がっていて、その最後の一つを処理しなければ始原に到達することは出来ない。旧体制側はそちらにどんどん逃げ込んでいくので、そちらに始原や中心があるように思わされるのではあるが。

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2018年5月30日 (水)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb6

 六巡目の二

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 ナポレオンの富士山での最初の滝行は、まるでお祭り騒ぎで、つぬぶて山関連のメンバーだけではなく、バンパイア界の五千名とか、彼らに関連する堕落界のメンバー達が大挙して訪れてきての大浄化祭となっていったのだった。ナポレオンの恐ろしさをまたまた目の当たりにするような現象であったが、それに逆らうこともできないので、滝行の方式を変えて、みんなが入れるような滝場づくりがなされていった。そしてそれは地球から太陽系、さらには六台宇宙全体へと広がっていったのだった。

 そしてその滝の水による浄化行は、自然の諸力の五大要素、つまり地水火風空、さらには佐田の特殊調整による光の浄化へと発展していき、仕組みの課題である宇宙大浄化祭となって拡大していったのだった。そうして佐田の私有地によるナポレオンの四十九日行の幕開けは、これからの波乱万丈を予想させるとてつもないものとなっていったのだった。

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2018年5月26日 (土)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb5

 五巡目の二

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 赤城神社での特別浄化があったあと、ヨーロッパの山の盟主マッターホルンに、ナポレオンは招かれて出かけていった。彼の拠点をピレネーからマッターホルンに移す試みがなされようとしていたが、なかなかうまくいかないので、どういうことなのか調べてみたところ、旧体制側に牛耳られたひどいものであることがわかってきた。

 ピレネーからマッターホルンに移ることは、そこにヨーロッパ一の処刑場があることでもあり、一見いいことのように思えるのであるが、結局は正統派のナポレオンを封じ込めるための移籍のようであった。正統派のメンバーのいるまともな場所には行かせてもらえず、伏魔殿のキリスト教徒が支配する牢獄のような場所に置かれたからである。

 どうにかしてほしいとこちらに依頼があったので、無理やり正統派の仕組みメンバーのいる場所に移ってもらったところ、それに対する反撃がものすごかった。ルビ付きの日本語の本を手渡してそれを読めと指示してきたとのことだけれども、それはやさしい子供向けのナポレオンの伝記で、彼の思いあがりを助長しようとするものであった。つまり彼の中に鬼を送り込むためのものだったのである。

 

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2018年5月25日 (金)

秘密儀軌ツアー 三ー26ーb4

 四巡目の二

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 刑期を終えるまでにそれほど時間はかからなかった。二時間ほどで出てきたナポレオンに、過去のアーサー王宇宙で潰れて犯した罪のツケも、自分の分と佐田に対する分、返済をしておくようにという課題を出すと、涙ぐみながら取り組むのだった。

 それが終わったときのナポレオンのミタマのレベルは、星の八合目まで昇っていた。太陽へは自由に行けるレベルで、やっと純粋な若い頃の思いを超えたことになったわけであった。疲れた彼はピレネーに帰ると、六時間たっぷり眠るのだった。

 そして五月二十二日、佐田の導師補佐で始められた四十九日は八日目に入っていた。その日の朝の宇宙の公式行事では、ナポレオン饅頭が売り出されたが、バカ売れに売れ、皆がおいしいおいしいと大喜びで食べたのだった。総合先導役の立場から見ると、彼は宇宙のロビンソンクルーソーのように思えるのだった。

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